高校編スタートします!慶応義塾高校に合格できたそらまるですが、高1は暗黒期ピーク時となりました。ここから、留年への道がスタートします。この頃のそらまるは、聞く耳は全くなく、ポジティブというより人生をナメていたというほうが正しいでしょう。テスト前に勉強もせず、授業中も寝ていました。母は、絶望の日々でした。
合格が決まってから入学するまでの期間には、宿題を出される学校が多いそうだが、塾高からは1つも出されなかった。
それは即ち、そらまるにとっては、長い長いノー勉生活に突入するという意味につながる。
ただひたすらにゲームをする毎日は、母にとって、非常にに嘆かわしい長い長い時間だった。
すでに大学生活の練習期間のような高校生活
3月27日、入学前、初めて制服を着ての登校日だ。母としてはちょっとドキドキしながら送り出したが、帰宅したそらまるに話を聞いたら「時間がないのでプリントだけ配ります」と言われ、即終了したとか。
3月31日は、クラス発表と生徒証交付の日であった。これも、発表のみでクラスには集まらず解散。
このように塾高は、あらゆる点でかなりあっさりしている印象である。公立中学校での感覚のままでいたら、あまりに違う。
朝の会もなく、担当の教師が来て即授業開始、帰りの会も掃除もないので授業が終わったらその場で解散だ。
担任と顔を合わせるのも、担任の受け持つ授業の時間と週1のHRのときのみだから、担任といえど中学の時のように常に顔を合わせる存在ではない。
保護者のほうもあっさりだ。授業参観もない、PTAというような保護者の役員などもない。
体調不良で病欠や遅刻などでも、保護者が担任に連絡する必要もない。ただ7日間以内に、本人が欠席届けを提出するだけだ。(期限内に提出しないと無断欠席扱いとなってしまう)
保護者会は年2回で、担任の顔を見るのは6月と12月の2回。6月にコンニチハ、12月にサヨウナラである。面談は希望者のみだ。
塾高は、手取り足取り先生に管理してもらうことはない、勉強面から事務的なことまで、しっかり自己管理しなければならない。
その為、生徒達は大学へ行ってからもそういった環境には慣れたもので、変化に戸惑うことや、ミスや勘違いなど起こさず過ごせる。
いわば、すでに大学生活の練習期間のようなものなのだと、新入生保護者会で担任から伝えられた。
2回目の着用ですでに「学ランを壊した」そらまる
3月31日、制服を着て生徒証を受け取りに行っていたそらまるから、仕事中の私にLINEが入った。「学ラン壊れた、僕のせいじゃないから」と!!
よくよく聞いたら第一金ボタンを裏側で止めている黒いボタンが吹っ飛び、勢いで踏んづけ割れたそうだ。
しかし「僕のせいじゃないから」という発言に、誰かに胸ぐらつかまれた?無理矢理引っ張られた?それでボタンが吹っ飛んだ?初っ端からイジメ的なこと?とブワッと不安がよぎりながら、更によくよく聞いてみると…
初めて着る学ランなもので、詰襟のフックがうまく外せず、思いっきり引っ張ったところ、ボタンが吹っ飛んだのだそうだ。
「あのさ…大事に着てね」と言うと「熱中症になりそうなくらい暑くて、ああでもして脱がなきゃ死んでたから仕方ないだろ!」だって。
これが「僕のせいじゃない」に繋がるわけだ。
男子とは(そんなことない男子もたくさんいるけど)本当に雑で乱暴である。
紐靴を選んで後悔した母
塾高の売店にて購入した革靴。ローファーか紐の革靴かで悩むところだったが、店員さんが紐靴のほうが足の甲をしっかり包み込んでるので、歩き心地は紐靴に軍配が上がり、実は紐靴を選ぶ生徒さんのほうが多いんですよとオススメされた。
そらまるが試着してみると「うん、こっちのほうが歩きやすい」とのことで即決だった。
しかしである。非常に雑でめんどくさがり屋のそらまるは、中学の登校用スニーカーの紐がほどけていても結ばず、私が日ごろから玄関でチェックし、ほどけていたら私が結んでいたのだ。
過保護と言われてしまったらそれまでだが、いくら言っても結ばないので仕方がなかったのだ…。
そんなそらまるが、革靴の紐を結ぶだろうか?答えは、NOだ。
ほどけたらほどけたまま歩き回っていた!
とにかく興味がない
そらまるは、入学手続きの日、一緒について来なかった。
大抵は喜びに溢れ、親子で一緒に手続きに来るものであろうが、そらまるの辞書に「任意」と付く事柄に「参加する」という文字はないのだ。
「別に僕が絶対行かなきゃいけないわけじゃないんでしょ?じゃあ、めんどくさいから行かない」と。
ほとんどは、そのまま制服採寸をする流れのようだったが、登校日までに用意すればいいわけなので、確かにその日に絶対採寸して帰らなくても良いし、なんなら混んでいる為、確かに別日でも構わないとも言えた。
しかしそらまるは、そのほかの全てにも興味がなかった。文房具、カバン。
文房具は中学時に使用していたものでいい、カバンはワセアカで使用していたやつでいいと。いやいや、そのカバンは小学生時代から使っていたもので、大きさも小さく見た目も幼く、高校生が使うにはあんまりだ!
(中学時代すら、ワセアカで皆にイジられていたが、本人が気にせず使用し続けたもの)
この、興味のなさは、高校生活!心機一転頑張るぞ!という意欲の現れのなさである。
そらまるは、中学入学時も、小学校入学時も、新たな環境というものに張り切るということがない子で、淡々とスタートする子であった。
ゲームや、友達と野球やサッカーをすること、これら好きなことに関しての準備には、誰よりも熱心で、非常に意気込みを見せるのだが…。
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