2月1日。
立教新座高校の入試が始まります。
そこから慶應・早稲田と、
いわゆる「早慶受験」を目指す子たちにとって、
この2月は、まさに本番の連続です。
ここから2週間は、試験、試験と続き、
親も子も、気が抜けない日々を
走り切ることになります。
3年間、このときを目指してきました。
親にお尻を叩かれながらの子も、
それでも、ここまで来ました。
「勉強しない」我が子を見て、
怒って、泣いて、焦って、
そんな自分を反省しながらも、
親も子どもと共に、この3年を過ごし、
そして、ここまで来ました。
ここまで来たら、
「今から何を教えるか、何をやらせるか」
ではなく、もう覚悟を決めなければなりません。
「親として、この2週間、どう在るか」
です。
親の表情、言葉、態度、家の空気、
これらが、子どものメンタルに大きく影響する時です。
この2週間、子ども達は、
当日だけでなく、次のテストへ向けて、
立ち止まることはできません。
たとえ、
当日の手ごたえが悪くとも、次へ次へと、
心を整えながら、進まねばならないのです。
そんなときだからこそ、
親が、覚悟を持ってあげてほしいのです。
子どもが最後まで全力で走り切るために
親ができる事は、たった一つ。
「小言を言わないこと」。
これだけです。これに尽きます。
今日から試験が終わるその日まで、
子どもの「どんな姿」を見ても、
次のような言葉は言わないでください。
×「勉強してるの?」
×「休んでる暇あるの?」
×「間に合うの?」
×「大丈夫なの?」
そして、当然ですが、
×マイナスな言葉
×不安を煽る言葉
× イライラした口調
今日から2週間、
これらは、すべて封印です。
それから、
一見、良く思われがちですが、
×「大丈夫だよ」「あなたならいける!」
といった、根拠のない励ましや、
×「頑張れ」「応援してるよ」
といった親の応援の言葉は、
プレッシャーに感じる場合もあります。
私は、そらまるには、
「いつもどおりで。いってらっしゃい。」と、
笑顔で、いつもと同じ口調で送り出しました。
全力を出せたらそれでいい
親がしていいことは、これだけです。
・もし、子どもが何か話してきたら、
ただ、優しく聞いてあげるだけ。
・アドバイスもいりません。
・正論もいりません。
・分析も、過度な励ましも、いりません。
ただ聞いてあげる、
それだけで十分です。
そして
「全力を出せたらそれでいい。
パパとママはそう思ってるよ」
と、言ってあげること。
もちろん、合格してほしい。
でも、その気持ちは…
自分の中で、なんとかなんとか処理して、
子どもが、ホッとできるように、
リラックスして挑めるように、
それが、
子どもを走り切らせるための、
「親が出来る全力の応援」なのです。
試験会場から出てきたとき
試験会場から子どもが出てきたとき、
• 「どうだった?」とは聞かないでください。
代わりに言うのは、この2つだけ。
• 「お疲れ様!」
• 「お腹すいてる?」
それだけでいいのです。
大抵は、子どもの方から、
手ごたえを言ってくるでしょう。
それを優しく聞いてあげてください。
でも、ここが大切です。
• 期待するような言葉を返さない。
• もちろん諦めるような言葉も返さない。
ただ、
「うんうん、お疲れ様!
頑張って来たね!」
「お腹空いたんじゃない?
なにか食べようか!」
そんな軽い言葉だけ伝えて、
あとは自分も、そして、子どもにも、
期待も不安も長引かせない。
次に気持ちを向けるだけ。
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なぜ、これが一番大切なのか。
子どもは、
手ごたえを感じると喜びすぎ、
手ごたえを感じないと落ち込みすぎ、
どちらも、次のテストへ向けて
フラットに立ち戻っていない状態です。
そして、
この「手ごたえ」は
結果がそのままその通り
ということもないからです。
だからこそ、
常にフラットに立ち戻り、
ただ、淡々と前を見て、
心を次に向ける。
それを、親が導くのです。
子どもの「手ごたえ」に揺れず、
喜びすぎない。
落ち込み過ぎない。
終わるまで、ただ淡々と。
【重要】親が最後にできるサポート
親が最後にできる、最大のサポートは、
何かを言うことではなく、
何も言わないこと。
それが、子どもの全力を
いちばん自然に引き出します。
これは、1番難しいことです。
でも、これができるかどうかが試されます。
子どもだって、難しいテストを前に、
必死で問題と向き合っています。
だからこそ、親もこの1番難しい
「親にできる事」を
静かに、やり遂げてほしいのです。
子どもにとって、
「安心して全力を出し切れる2週間」
この環境を整えることこそが、
親ができる、最後で最大のサポートす。
「親子で走り切った3年間」
ゴールは、もう目の前です。


