勉強しない中学生でも、中1の春~夏までは、意外と成績が取れてしまうことがあります。
我が家のそらまるも、まさにそうでした。
早稲アカの選抜クラスに在籍し、
中1最初の選抜テストは、A合格。
模試の志望校判定でも、
慶應義塾、慶應志木、早稲田学院、早実。
正直、この頃は、
「まったく届かない世界でもないかもしれない」
そんな空気がありました。
そらまるは、とにかく勉強しない。
それでも、私はどこかで期待していました。
「とはいえ、なんとかなるんじゃないか」
でも、早稲アカの先生は、
真逆のことを言いました。
「こういう子は、秋から落ちます」
そして、それは本当に現実となっていったのです。
早稲アカの先生が言った「秋から落ちる子」の特徴
そらまるは、最初から
英語で引っ張るタイプではありました。
とは言え、まだ中1の前半は、
数学も国語も、我が家で言う
”ドボン”(偏差値30台)というほどではなく、
AだのBだの、取れていました。
そんなとき、早稲アカの先生から
こんな言葉を聞かされていました。
「コツコツ型ではないけれど、
そこそこ取れている生徒がいます。
でも、そういった子たちは、
秋あたりから軒並み成績が落ちます。
毎年のことです。
うさぎは、コツコツ努力を重ねたかめに
追い抜かれる。
教室でいつもそう伝えています。」
そらまるは、生粋のうさぎタイプ。
「それ、そらまるのことだな」
そう思いながらも、まだ、
周りの保護者の皆さんと同じように、
「はいはい、男子に多いですよねえ。
分かります~」
と微笑みながら聞く余裕を、
このときの私は、まだ見せていた。
しかし、それは、事実になった。
まさに、そらまるは、
9月から、数学と国語がハッキリと下がっていった。
そして、この先の3年間、
そらまるうさぎは、クラス分けのたびに、
2つ落とし、最後の1つで残留が決まる
という、震える日々を過ごすばかりとなる。
(震えてるのは親と先生)
こうして、常に、
”首の皮1枚でひっかかる生徒代表”
となっていくのであった。
この時はまだ、慶應も早稲田も”可能圏”だった
中1の第1回・選抜テストと難関チャレンジの結果である。
このとき診断された志望校判定では、
慶應義塾、慶應志木、早稲田学院、早稲田実業、
全て可能圏だった。
【中1・6月実施】第1回選抜テスト
※評価はS~Dの5段階
英語 (偏差値)71 (評価)S
数学 (偏差値)45 (評価)C
国語 (偏差値)59 (評価)B
3科 (偏差値)60 (評価)A
選抜試験合否判定 A合格
【中1・7月実施】第1回難関チャレンジ
※評価はA~Eの5段階
英語 (偏差値)68 (評価)A
数学 (偏差値)50 (評価)C
国語 (偏差値)47 (評価)B
3科 (偏差値)58 (評価)B
しかし、そらまるうさぎは、
この先1度も合格圏になど入ったことはない。
そらまるの短き栄光の時代であったと言えよう。
早稲アカの選抜クラスは、こうして決まる
早稲アカでは、
駿台模試、選抜テスト、難関チャレンジ
この3つのテストによって、
1つでも合格すれば、選抜クラスとなる。
※テスト実施期(当時)
駿台|6月、8月、11月、1月
選抜|6月、9月、11月、
難チャレ|6月、12月、2月
このように、3か月に1度、
重要なクラス分けテストがある。
しかも、ここに、
中学校の定期テストまで重なる。
早稲アカにいる以上、
常に何かしらの
テスト対策に追われる3年間
となる。
このペースをこなすには、
自己管理能力が不可欠となる。
しかし、うさぎ型には、
その能力は装備されていない。
一夜漬けやノー勉で挑むような
そらまるうさぎには
早稲アカは、本当に厳しい世界だった。
そんな厳しい世界の中でも、
選抜クラスには、さらに大きな壁があった。
選抜クラスは、
2つ、または3つのクラスに分けられる。
(校舎の規模による)
開成国立クラス|S合格2つ以上
早慶上位クラス|A合格2つ以上
早慶下位クラス|C合格1つ(Cまでが合格)
※当時の基準です。ご確認お願いします。
早慶クラスでも、
上位と下位で、こんなにも基準に差があるのだ。
「早慶下位クラスには、
うさぎ型がたくさんいる。
そのため、
お尻をたたきながら勉強させている。」
(先生の愛あるお言葉)
そらまるうさぎのお尻は、
常におサルのお尻であった…。
そして、早慶上位クラスには、
やっぱり、うさぎはいないそうだ。
そりゃあ、そうか…。
そのため、早慶合格率もこのように差がある。
早慶上位クラス|早慶全勝レベル
早慶下位クラス|早慶1勝、または全敗レベル
そらまるうさぎは、
3年間、早慶下位クラスにいた。
そして、その中の
ビリまたは、ブービーに鎮座していた。


